Cucumber.


なんで胡瓜の葉っぱも茎もこんなにチクチクなの! 毛?棘? 
胡瓜は夜に成長するということにとっても感動とびっくりなんだけれど、茎と葉はチクチクな理由を知りたくてたまらない。

原産地は茄子と同じでインド。それからヒマラヤ山脈周辺らしい。
インドやヨーロッパから中国に胡麻と胡桃などと一緒に伝来して、これが胡瓜と呼ばれる理由ともされている。中国からみた西方民族を "胡 "と呼び、そこからきた瓜なので " 胡瓜 "と呼ばれるようになったんだって。もっと胡瓜そのものにちなんで名付けたらいいのに。

中国語かなと思いトランスレートすると胡瓜は中国語で " 黄瓜 " となってもちろん発音も全く違う。黄色の黄の文字が入っているのは、当時は未完熟の青々しいものを食さず、完熟させて黄いものを食用にしていたようからだとか。日本で胡瓜の普及が遅くなった理由に、日本の祇園信仰による所の京都八坂神社の紋が、胡瓜の切り口に似ていることで、禁忌作物にされていたということ、葵の御紋に似ているので武士たちが恐れ多いと口にしなかったこと。でも一番有力なのは、当時のきゅうりは非常に苦かったということだとか。 

ちょろっと調べても茎や葉がとんでもなくチクチクと痛いという、胡瓜がインドで植物として生きていくための理由や性質は見つけられないまま。

私の想像は茄子もそうだけれど、周りの木々を人間の園芸業界でいう支柱がわりに自分でそのチクチクや棘を使い蔓をはり絡んで空を目指したんだと思う。そして花に葉に陽を浴びて結実を一心不乱にしたんだと思う。葉っぱがスコールで水浸しにならないようにチクチクなのかもしれない。とにかく生きるためのチクチクなんだろうね。

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