Magnolia hypoleuca S. et Z.


大好きな樹木の一つ、朴木 ( ほうのき )。山へドライブに行くとよく見かけてはなんの木だろうとおもっていた素敵な木。柏餅の柏の木の葉も大好きだけれど、 朴木の葉 ( 朴葉 )のように葉の縁が波波していない。朴葉は大きい葉っぱは30 cmぐらいで、大きいものだと50cmにだってなっている。

青々とした大きい朴葉は皿にするとかわいいと思ったら、古くから食べ物を持って使われていた。魚、味噌や漬物を焼くフライパン代わりにしたりして使われてきている葉だった。朴葉の上で焼くと、葉っぱの甘い香りが一味足してくれる。ハーブみたいな使い方。

モクレン科の落葉高木。葉には笹のように殺菌作用があるから、朴葉寿司ができたんだって!素敵。朴葉の " 朴 "には包むという意味があるらしい。 ますます好きになった。

青々とする春の終わり、初夏のような日には、朴の木の木陰で青空を見上げると、葉脈が透けて見えて南国気分。寒くなってくると大きな朴葉が落葉し始めるけれどとても綺麗。朴葉味噌を作る時。朴の木の幹の樹皮部分は鉛筆や下駄などに使われたりで、原始時代にはもっと活用されていたのではないのかなと想像してしまう。今年はちゃんと朴の木の花が咲いているのをみれた。モクレンだと思って見ていたのは、朴木の花だった。

Magnolia hypoleuca S. et Z. = 朴木

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